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【レビュー】SHE’Sでおすすめアルバム「Tragicomedy」の魅力

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「SHE’S」ってどんなバンド?

キーボードが目立ったバンドが増えてきた昨今、どーしてもおすすめしたいバンドがある。

それが「SHE’S」だ!

私が「SHE’S」を聴くのは切ない気持ちに浸りたい時が多い。
鍵盤とバンドのアンサンブルが気持ちよく、とても相性がいい。

実は曲はいくつか知っているですが、この記事を書くときは詳しくなかったのでちょっと調べてみました。(こういうの大事)

バンド名の由来は、

Vo.井上が中学時代に気になっていた同級生の女性を指して「SHE’S」となっている。
(wikipedia参照)

その同級生がどういう存在かはわからないが、井上さんにとって大事な人であることはわかる。
その存在に向けた音楽であることがコンセプトになっていると想定。
そのコンセプトを元に曲にも昇華している「SHE’S」おすすめアルバム「Tragicomedy」の魅力について語っていこうと思います!

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収録曲の中で特に勧めたい3曲

「Masquerade」

Masquarade=仮面舞踏会という意味。

アラビアンな雰囲気がこれまでのSHE’Sにはない雰囲気を出しており、新しい魅力が感じられる。
間奏の鍵盤からラストサビ前がおすすめポイント。

歌詞も仮面で隠すことで、本来の自分らしさを出していい。
それっぽい雰囲気で隠さずにそのままでいいと言ってくれている。

見栄を張ってしまうことはあるが、それが本当の自分なのか。
その必要はないと語りかけてくれるようだ。

 

「Letter」

久しぶりに「SHE’S」を聴き始めたのはこの曲がきっかけである。
綺麗で澄んだ鍵盤のメロがスッと耳に入り、曲のもつ優しさが疲れた心を癒してくれる様に感じられました。

この曲は好きになる人が多いと思う、それくらい耳心地が良い。
また優しい声にうっとりしてしまう。

歌詞も非常に胸を打つ、「僕らは大切な人から順番に傷つけてしまう」
家族も恋愛もそうだ、大切な人から傷つけている。

うまく優しくできない、そんな人たちへ、この曲が届いて欲しい。
納得感もあり、ここ最近ではSHE’Sのなかで最高傑作の曲だと思う。

大人気ゲーム「あつまれ、どうぶつの森」のCMにも起用され、ますますSHE’Sの知名度がこれで上がっていってほしい。

 

「Your Song」

バンドとしての力強さがあるこの曲は、「SHE’S」のこれからの決心。
たとえどうなっても、前に進もうとする。
それが遠回りでも、ゴールに辿り着かなくても、自分たちの道で進んでいく。

どんな状況の自分でも、自分を信じて進む。
コロナの影響で、自分の意思ではどうしようもないこともたくさんあった。

あれがしたかった、これがしたかったという言葉はSNSでも頻繁にみたが、その中で次はどうするかを常に考えさせられたような気がした。

それによって進む道はどんな道でもその人にとって1番の選択肢なのかもしれない。
それが仮に寄り道になったとしても、それは通るべくして通った道である。

励まされているようで、実は一緒に歩くね、と言ってくれるこの曲には優しさしかない。

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表題曲から見えるアルバムのコンセプト

「Tragicomedy」

終わりと始まり、両方の葛藤を感じるような歌詞。
天使のような、悪魔のような、それが人の「」または「心臓

大切なものであって、時に残酷なことも起きる一部分である。
人は難しいことに一人だと、暗くなってしまうことが多いと思う。
それだけに世の中はネガティブなニュースの方が耳に入ることも多い、しかし誰かがいることでその人を思いやることができる。

それが「愛」であり、「優しさ」である。

気付けばさらっと聴けてしまうアルバムであったが、この曲からアルバム全体的にとても励まされる曲が多い印象に変わった。

テーマは「人の生きる意味」

改めて、聴き直して実は壮大なアルバムであることに気付けた。

ぜひ歌詞やその曲の世界観に浸りながら聴いてほしいアルバムである。

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まとめ

まだまだ知る人ぞ知る感じも強いが、めちゃくちゃオススメのバンドです!

ドラマのタイアップも決まり、徐々に認知度を上げていっている彼らですが、これからの活躍も楽しみです!

この機会にぜひ聴いてみてください!

ではまた〜

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