コラムMy Hair is Badアーティストレビュー

おすすめしたいバンド「My Hair is Bad」(マイヘア)の魅力

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赤裸々に語る歌詞に惹きつけられるバンド

ミュージシャンの中には自分の内面を赤裸々にし、身を削るような形で表現している人がいる。
その代償というわけではないが得られるものもある。
それは人間性という魅力であり、そこまでオープンにされると惹きつけられるファンも多い。
かく言う私もその一人であり、令和の時代において一番当てはまるのが

My Hair is Bad」(以下、マイヘア)である。

全曲の作詞作曲を担うボーカル「椎木知仁」の赤裸々な思いが凝縮して表現された歌詞。
誰でも経験するような真っ直ぐ、且、時には変態性も持ち合わせた恋愛感は、捻くれているのに共感できる。

さらにはしっかりとロックバンドとしてのポジションを確立している。
これらの交わりそうで決して交わらないギャップが見事に合わさり、マイヘアにしかない魅力的な音楽となっている。

今回は個人的におすすめの曲をいくつか紹介しつつ、マイヘアの魅力を語っていきたい。

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おすすめはこれだ!何度も聴きたくなる曲の魅力とは

「次回予告」

ロックバンドとしては激しい曲に行きがちだが、まず大人しい感じの曲から紹介したい。
この曲の歌詞はマイヘアの、椎木の、感性が詰まっている。

日常の中で赤裸々に語られる心の声が胸を締め付けて離さない。

「日曜日のままの身体」=月曜日を指す。
休みは7分の2なのにとか、大人の明るさに違和感を覚えるところなんか。
一見病んでいるようだが、的を射た表現にはハッとさせる。

テレビを見ていて、自分の熱愛報道を待つところなんかはなんとも個性的で面白い。

PVの淡い映像が昔懐かしい、どこか哀愁があるの雰囲気が曲全体の雰囲気を出している。

この曲は過去をどこか懐かしみ、忘れられない楽しさや悔しさを思い出しては、
葛藤しつつも、続きをなんとか始めようとする。

しかし、うまくいかない。
それゆえにいづれかは手放してしまうこと、それが例え失敗したって、後悔したって。
それでも今日という続きを始める。

歌詞にある「眠れずに眺めていたテレビ」や「先の話より昔の話ばっかりになった」
歌詞に散りばめられたメッセージがなんとも滲みてくる

ぜひこの曲は歌詞を噛みしめながらゆっくりと聴いてほしい。

 

「真赤」

様々なアーティストからも評価が高く、カバーもされている。

初っ端から生々しい歌詞がVo.椎木の特徴でもあるし、魅力的である。
そしてそこから始まる勢いのあるロックサウンドが気持ちいい。

個人的にはこの曲にはマイヘアの魅力が詰まっている。

フラれてしまう所から始まるところも、思い出に浸りつつ、実は他の人にも手を出している。
なのに、結局待つよって…めっちゃ独りよがり。

この葛藤や矛盾や曖昧な形に実は共感する人も多いと思う。
結局、一途なのがいい。清廉なところがいい。
でも、それって周りの目を気にしているってこと。

このリアルさ、結局最後まで首輪=未練に縛られているのがメンヘラと言われてしまう所以である。

 

「元彼氏として」

男目線のだらしない、みっともない感じがヒシヒシと伝わる歌詞に力強いロックサウンドが入ると、
むしろカッコよさすらある。

元彼氏」からみて「今の彼氏」よりも俺の方が良かったでしょ。
だから別れないでずっと俺でいいでしょ。
認めたくない葛藤をストレートに表現しているのがマイヘアらしさというか、Vo.椎木の人間臭さだと思う。

女性目線からすると、大きなお世話だし、なんなら気持ち悪い。

男女で全く異なる印象があるのがものすごく面白いなと思う。
そんで所々、音でカッコつけているのが好き。

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「いつか結婚しても」

暑苦しいのに、全然言葉にしようとしない。
とにかく周りくどいのに、聴いている4分間がとても幸せになってしまう。

男は素直じゃない、「愛してる」って言わなくても傍にいてくれるだけでいいんだ。
たまたま共通した好きなことにも、なんだかんだ過ぎていく日々にも
感謝している言葉はたくさん詰まっている。

大好きで大事で大切な人だからこそ、愛してるは言わないよ!
本当に大事なときに言うために取っといているんだよー、って。

おそらく女性からは「言えよ」ってツッコミが入るかもしれないが、
男ってそう言うもんなんですよってことです笑

普段からこういうことを言えない人は、ぜひこの曲をそっと流してみてください。

 

「悪い癖」

語っている、むしろ語った方がいいのではないか。

いろんなその人にとっての「悪い癖」
この歌詞に出てくる二人は別に悪いわけではないけど、二人の中では悪いものになっている。
なんとなくピンとくるような、思い当たる節もあるような。

そしてこれまでと比べて、大人びたやりとりになっていて、深いなと思わせる。
目線が上がっているところも、過去曲から順番に聴いてみると面白いかもしれない。

しかしながら、これを歌いながらギターを弾くのがすごい。
とにかくリズムキープが難しい曲。

巧みな技術の高さもわかる、マイヘアにハマってきてる人には新鮮さもあっておすすめの曲です。

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まとめ

恋愛における、様々な状況や心境をまるで全て経験しているかのように“赤裸々”に歌にしている。

あっという間に過ぎていくように感じる曲もある中で、まるで芯を食ったようにグッときてしまう曲が多い。

マイヘア好きだと、メンヘラというイメージが強いかもしれないが、

心の中では思わず共感してしまう、ちょっと特殊な関係すらも、
代弁してくれているような魅力に私自身もハマってしまっているのが本音です。

どの曲が当てはまるかわからないですが、ぜひたくさんの人に聴いてもらいたいなと思います!

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ではまた〜

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