コラムコラムストレイテナー

25周年を迎えた「ストレイテナー」のこれまでと新曲「Silver Lining」の魅力を語る

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25周年を迎え、今なおロックシーンを駆け抜けるバンド

早いもので気付けば25年を迎えた「ストレイテナー

初めて彼らの曲を聴いてから、現在まで常に進化と変化を繰り返し、常にまっすぐ音楽を届けてくれる存在であることは変わらない。

先日、25周年を迎えた周年ライブである3回目の日本武道館を観に行ったが、何10回観ても楽しかった。
新旧の曲を織り交ぜて、ときには軽快なトークも交えながらファンを楽しませる、およそ2時間45分の長丁場であったがあっという間に終わってしまった。
ライブはまさに25年の集大成であり、笑顔のあふれるライブであったことは間違いない。
そんなストレイテナーの25年を自分なりに振り返ろうと思う。

ではれつごー。

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常に音楽の旅をしていた過去から現在まで

さて25年を振り返ろうと思って書き始めたが、意外とそんなに簡単ではないことに気付く。
そりゃ、簡単に語れるものではないよなと思いながら、デビューシングルを聴いてみることにした。

武道館ライブではダブルアンコールにて最後の最後に演奏された。
記念すべきメジャーデビュー1stシングルである。

彼らのメジャーでの旅はここから始まったわけだが、ガーゴイルというファンタジーの生き物が各地を旅していく様子を歌詞に落とし込んでいるのが当時とても斬新だった。
風景の切り取りがうまく、そこにファンタジー要素も加わり、この世界に没入していく感覚が個人的にはとても好きだった。
こういった切り口は特に2人、3人時代には多く見られていた。
その代名詞としてリリースされたこの曲は「こういうスタンスで行くのでよろしく!」と言わんばかりに衝撃を与えた1曲である。

今もライブでは定期的に演奏されている人気曲であり、4人体制になってからはより音の厚みとアレンジが効いているファンから根強い人気がある最高のロックナンバーだ。

今回の25周年ライブではこの曲が特に目立ったように思えた。
というのも3回目はただ過去を振り返らずに、新しくまたここから歩み始めるようなライブだった。

思えば10年前の2回目の武道館では、ストレイテナーの15周年の足取りを音楽と共に彩られた印象がある。
前回もファンによる投票で当日のセットリストを組むというなかなかアーティスト泣かせな企画が行われたが、ファンへの愛情も感じたし、一緒にライブを作っているという一体感のあったライブだった。
アンコールでは、二人時代の曲の代名詞とも言える「SilverStar
3人曲のシンプルながらも当時の尖った勢いをそのままにグルーヴしていく「MAGIC WORDS
そして今回のライブのスタートを飾った、4人の熱い想いが混じった「ネクサス

あれはあれでとても良かったが、今回は特に多幸感のある「」を感じたライブとなった。

また「246」や「吉祥寺」とこの数年間で生まれた名曲たちはこれまでのストレイテナーにはない、過去を振り返りつつも確かに前に進んでいるような背中を押してくれた。

生で聞いたときは更にこの曲が好きになり、またここがストレイテナーの変革期であったことがわかった。演奏中はメンバーも妙に笑顔も多かった気がする。

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新曲「Silver Lining」の感想。

ストレイテナーの凄いところは常に動いているところ、25年間ライブ活動はもちろんのこと。
新曲リリースも定期的に行っている。

当初はファンタジーの世界観をクールなロックサウンドで表現した楽曲が多かったが、8枚目のアルバム「Behind The Scene」あたりからこれまでのストレイテナーにはないアレンジの楽曲が増え始め、徐々に未来に視線を向けたり、過去曲を踏襲した曲、またリアルな世界観を取り入れたりなど、常に新しい試みを行っている。

今回、25周年にリリースされた「Silver Lining」もまた新たな試みがあった。

徐々に視界がクリアになっていくように始まるSE、優しく歌い始めるホリエの歌声と熟練のチームワークで奏でるOJ、ひなっち、シンペイの演奏。

サビに向けて徐々に勢いを増しながら、サビで一気に爆発する。

テナーの音は薄い膜が広がりながらも優しく包み込み、一見儚く見えるがその向こうで力強く安心感がある。

曲名である「Silver Lining」の意味は「雲の後ろに隠れる太陽の光」または「逆境の中での希望の光」

苦しい時期を乗り越えた世界で、奪われた日常。
なくしたものも多い世界を抜けて、待ち望んでいた希望の光。

ストレイテナーにとって25周年を迎えて、一層スケールも大きくこれまでの積んできたものも感じた。

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まとめ

25周年、あっという間に過ぎていった。

私も彼らの音楽に出会って、もうすぐ20年ほどになる。
テナーの音楽はいつも変わらずに、テナーの音を奏で続けており、それが生きる糧になっている。

次は30周年。歳を重ね、日々の増していくスピードの中で寄り添ってもらいながらまた武道館で。
今度は2days参加をしたい。

ではまた~

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