音楽CDレビューにしな

【レビュー】注目アーティスト「にしな 」の新曲
「スローモーション」の魅力“思考させる曲の深み”を語る

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2022年注目アーティスト「にしな」による待望の新曲!

2021年はあれよあれよという間に注目を浴び、活躍の場を広げてきた女性アーティスト「にしな

まだまだテレビの出演は少ないものの、ドラマタイアップなど彼女の歌声はすでに広まりつつある。
2022年はより露出も増えてくること間違いなし。

そんな期待をしている彼女だが2022年、早速新曲が発表された。

今回はこの新曲について、語っていきます。

Spotifyで作成されたプレイリストと合わせて、読んでみてください。

さらに見えた「にしな」らしい魅力とは!?

「スローモーション」

2021年に多くの曲を世に出してきて、新しい曲を聴くたびに少しずつ“らしさ”が見えてきた。
2022年に入り、一発目にどんな曲がくるのか、これまで以上の期待もあった中で聞いてみたところ、今回もまだまだ見えてこなかった新しい“らしさ”の一面に気付き、より彼女の世界観が固まった印象だ。

彼女作る曲は正直、ポジティブな感情よりもネガティブな様相の方が強い。
それは彼女が常日頃から持っている感覚によるものが大きいと予想。
多様性の求められる世の中でまだまだ矛盾していることがあり、それを身近な日常を切り口に曲に表している。

とあるインタビュー記事を拝見して、この曲は椎名林檎の「ギブス」の雰囲気を出したいとのことで分析をしながら、作成されている。

※折角なので、公式で上がっているライブ映像を

比較して聴いてみると確かに世界観や雰囲気、ノリも通ずるところはあるが、その中でも「にしな」の魅力が引き立てられている。

椎名林檎」はもっと生々しい印象で、独特の世界観もあり、覗いてはいけない物を見ているようなドキドキがあるのだが、「にしな」はこの曲を参考にしつつもしっかりと自分の魅力に落とし込んでいる。

また楽曲制作において「あの曲を参考にして」と聴くと二番煎じ感も出てしまいそうな気もする。
しかし、系統は似ていても全くそんな風には感じないので、純粋に凄い。

彼女の良さの一つとして、他の曲を参考にしつつも自分が作りたい世界観をしっかり形にできることが今回わかった。
また、今作はアレンジとして、「ヘビースモーク」も担当していた「トオミヨウ」さんが入っている。
こちらもぜひ聴き比べてみていただきたい。

おそらく今後も、このネガティブな愛のある歌はこのコンビが活躍しそうだ。
アレンジを担当する方も今後注目していきたい!

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純粋な気持ちとひねくれた表現の対比

この曲は恋愛の歌ではあるのだが、生々しくネガティブな“仕返し”をしている。

浮気された気持ちを理解してもらうなら、全く同じことをして理解してもらおうとする。
言葉にすると、これほど怖いことはない。
しかし、この純粋な気持ちがズレた行動に移ってしまっただけで、実に納得感もある。
これは「ヘビースモーク」のときも似たような感覚になり、女性の怖い一面を知ったと同時に愛情の深さにもある。

このざらつきやドロッとした表現を暗すぎず、一方的に投げつけてくるわけではない。
お互いに完全に共感することは、全く同じ環境、状況出ないと理解することはできない。
ここに対して彼女は“わかり合いたい”と思う感情は恋愛だけでなく、様々な場面にあるのではと思った。

彼女の感性で書かれた歌詞は実に奥深く、気付いた瞬間に思考させる面白さもある。
また歌詞に英語や中国語を入れているのも、ポップな印象を持ってもらうことを狙ったとのこと。

印象的なサビの“愛し合えば誰しもがスローモーション”も感情が激しく動いたとき、見えるものがスローモーションになることを書いている。

言葉のハメ方もとてもオシャレで、作詞の能力も高い。

まとめ

2022年新曲から、とても深みを感じる曲がリリースされた。
ポップな印象の中で、裏の顔を見せてくれるような表現は作品として面白く、また今後もとても楽しみ。

またこれまでの曲も改めてもっと掘り下げてみたくなる気持ちにする、2022年スタートにピッタリな曲になった。

改めて、今年はさらに活躍の場を広げていく「にしな」は要注目です!

良かったらこちらの記事も見てみてください。

【コラム】おすすめアーティスト「にしな」の魅力”訴えかける歌声と繊細な描写”を語る

ではまた~

【参考記事】
https://wmg.jp/nishina/news/87269/

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