【レビュー】フジファブリック おすすめアルバム「I LOVE YOU」は様々な”愛の形“と”挑戦“から生まれた。

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フジファブリックの表現する「愛」の形

フジファブリックといえば、長きにわたる音楽活動で様々な曲を出してきた。
心を打つ、心情や感情を時には優しく、時に切なくと表現してきたバンドだと思う。

そんなフジファブリックがこれまであまり目立った形で表現してこなかったのが
「愛」だと思う。

なので、アルバム「I LOVE YOU」がタイトル通り愛をコンセプトに作られたことには驚いた。
正直、全くそういうイメージがなかったので、どんな感じで来るかは想像つかなかったからである。

しかし、本作が発売されるにあたり先行して配信された「赤い果実」を聴いた時、フジファブリックの新しい挑戦が始まったと思った。
というのも前作の「F」は間違いなく、最高の出来だったし、3人体制になってからの集大成と言っても過言ではない。
本人たちの自信も見えた良い作品!

【レビュー】フジファブリック おすすめアルバム「F」は“バンドの集大成を詰めた最高傑作”

その集大成の次に発表するからには挑戦もなんとなく予想できたいたので、今回はある意味、良い裏切りだったと思う。

 

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新曲コラボは予想外のあの人!?

早速ですが、良い裏切りを感じた2曲の魅力を語っていきます。

今回の新しいアルバムはこれまでテーマとして持ってこなかった「愛」がテーマになっています。

音楽では定番のテーマですが、これまでフジファブリックはあまりこのテーマで曲を作ってきていない印象です。
そんな彼らがどんな曲を作るのか期待できますね。
そして先行で配信された新曲はとても色気がある、大人の恋愛をイメージさせるナンバーになっています。

さらに今作では3人のアーティストとコラボをすることが決定!
今から誰がコラボするのか、楽しみですね!

先行配信された曲を聴いてみたところ、大人の色気といえばの、あのアーティストとのコラボでした。

「赤い果実」

そう、大人の色気、音楽業界のスナックママこと「JUJU」とのコラボになっています。

「JUJU」といえば、数々の名曲とその歌声はさながらスナックのマドンナ。
素敵な歌声で一度聴いたらお酒が止まらない表現力をもったアーティスト。

特に恋愛の歌を聴いたら、一発で引き込まれる。
個人的には「優しさで溢れるように」はいつ聴いても素敵ですね。

今回、彼女とのコラボが決まった経緯としては、フジファブリックの名曲「手紙」をJUJUがコラボしたのがきっかけのようだ。

収録されているこのアルバムもとても良いのでおすすめです。

そんな彼女と今や、誰もが認めるフジファブリックのフロントマン、山内総一郎の歌声。

山内さん自体が様々なところでボーカルとして活躍し続けた結果、表現力がまた一段階上がっている印象です。

元々の優しい歌声に大人の雰囲気、息遣いと言葉の切り方で切なさも込めている。
またJUJUとの声の掛け合いのところが、絶妙に絡み合い、イヤらしさがなくスッと聴ける。

演奏も鍵盤といえば、バンド界隈では抜きんでた存在である金澤のジャズっぽさをもった跳ねる音。
要所でベース加藤がスッと前に出ては全体の音を後ろから支える安定感、忘れてはいけないギターリストとしての山内の印象的なギターソロはいつ聴いても最高。

JUJUを加えることで、フジファブリックの新しい一面が引き出されている印象でした。

 

続いて収録されているコラボ曲がこちら。

「たりないすくない」

近年のJ-POPの先頭を駆け抜ける、YOASOBIのボーカル「幾田りら」(通称:いくら)とのコラボ。

このコラボは個人的には意外だった、どこに繋がりがあったのだろう…

山内さんといくらさんの歌声ってどちらも優しい、なんなら演奏からも優しさを感じる。
優しい愛をテーマにしているのかなと思っていたが、男女の駆け引きをする大人の恋愛も感じる。

いくらさんはYOASOBIを聴いている時も思うのだが、曲ごとに何色に染まることができるのに、
しっかり自分の土台があって、YOASOBIじゃないいくらさんも新しい表情が見れて楽しい。

作曲はベースの加藤さんが担当している。
加藤さんの作る曲はいわゆるスルメソングだから、聴けば聴くほどに味が染み渡る。

先のJUJUさんとは別で、このコラボもフジファブリックの器用さが目立った1曲になっている印象だ。

 

そして極め付けはもう1曲。

「あなたの知らない僕がいる」

コラボでは、個人的にお馴染みの「秦基博」

相変わらずの良い声、メインではもちろんのこと、コラボでは相手の声を引き立てつつ自信の魅力もしっかりと発揮されている。

山内さんの優しい歌声が大地だとしたら、秦さんの声は空に近い印象を持っている。
大地の揺るがない、支える声と全てを包み込む空のような声。
互いの良さを何倍にも魅力的にさせるサビの絡みは雄大だし、心に染み渡っていく。

 

ここまでの3曲で、フジファブリックの魅力としては「歌い手に合わせた曲作り」であると感じた、

JUJUであれば、アダルトに表現された愛
幾田りらであれば、未熟な駆け引きをする愛
秦基博であれば、全てを包み込む愛

コラボする相手に合わせて、最適な曲をそれぞれ作ってきた。
何より、どの曲でもフジファブリックらしいアレンジがあるので、期待にもしっかり答えている印象。

今回のコンセプトの中に「挑戦」があるのであれば、見事に成功している。

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コラボ曲以外ももちろん、良い曲ばかり♪

「手」

企画としてファンから写真を集めて、PVに入っている。
この企画自体、曲のコンセプトにマッチしている。

ここでの「愛」は『LOVE』ではない、家族や友達への「愛」

「あなた」という存在=「親」
子供の時の思い出だったり、料理での気遣いや、年々増える口数。
誰しも当てはまるシチュエーションの中で、どんな行動をしても親の手の中。

親からの愛情って深いなぁと思う、この曲を聴いて、親孝行したくなった自分がいる。

優しいメロディに乗せて、優しい気持ちにさせる。
「手紙」以降、こういう曲がフジファブリックの魅力にプラスされた印象だ。

今、書きながら心で泣いている自分がいる笑

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まとめ

いかがでしょうか、余裕で期待を超えてきましたね笑

結成から20年経った現在でも果敢に挑戦し続けて、また新たな魅力を見せてくれる「フジファブリック

コラボ曲も今後たくさんの方々とやってほしいし、もっとパンクとかチャレンジしてみてほしい笑

 

フジファブリックの前作「F」に関してはこちらから!

【レビュー】フジファブリック おすすめアルバム「F」は“バンドの集大成を詰めた最高傑作”

ではまた〜

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