wacciとはどんなバンド?
5人組ポップロックバンド「wacci」といえば、誰しも一度は耳にしたことがあるはず。
SNSでも話題に上がった「別の人の彼女になったよ」を歌っているバンドである。
彼らのバンドのコンセプトは
「日常から飛び出したいわけでも 未来を変えたいわけでもなく
普段の生活の中で通り過ぎてしまう 何気なく素晴らしいことを表現するバンド」
となっている、確かにどの曲も日常の一部を切り取って表現している。
私もyoutubeで聴き知ったこともあり、その曲が収録されているアルバム「Empathy」を聴いてみましたが、、、結論からいうと、とても優しい気持ちになる素敵なアルバムでした。
そんなアルバム「Empathy」からおすすめの曲とその魅力を語ってみます。
何気ない日常を描いた曲の魅力
「Baton」
「wacci」で注目してもらいたいのは”歌詞”、頭から優しさのある歌詞には、胸が打たれる。
まさにバンドのコンセプトどおりの曲となっている。
1曲目の「Baton」も家族の愛をテーマにしており、等身大の歌詞が胸を打つ。
初めて親になった日に、自分の親との思い出を振り返り、受け取った愛のバトンを自分の子供に渡す。
バトンは1回では渡せない、自分が受けた愛を何度も色々な方法で伝えることで、愛が繋がれていく。
そのバトンを貰い、また次にバトンを託していく。
自分が受けた愛情をいつまでも続くリレーを続けていくことの素晴らしさをそのままに表している。
それは歌声にも各楽器にも優しさが詰まっているのが、「wacci」の魅力だ。
新しい生活や家族が増えた時にこの曲をぜひ聴いてもらいたい。
「結」
「wacci」王道のラブソング、これもリアリティのある、これから結婚する方に向けた曲。
好きとか愛してるとかではなく、日常の中のなんでもない日々「晴れの日」でも「雨の日」でも
「泣いたり」「笑ったり」している傍にいる大切の人への気持ちが詰め込まれている。
ラブソングは個人的に表現がありきたり又はわかりづらいものが多いなと思うのですが、
「wacci」は真っ直ぐに言葉に想いを詰めて歌っている。
特にサビの力がこもった歌声に感情が乗って、鳥肌が立つ。
「結」という文字から、結婚を想定している曲なので、結婚式の時に流すことをおすすめします!
「Buddy」
「Buddy」=「相棒」への歌、共に頑張る人がいることの強さを表現している。
自分が進んでいく道のなかで、共に歩む仲間への気持ちを素直に歌っている印象だ。
共に支えあったり、時には競いあったりなど、互いに切磋琢磨しながら成長していく姿が想像できる。
苦しい時も楽しい時も悲しい時も共に支え合える仲間がいるのは強いなと思える。
学校の卒業式や最後の部活など、共に苦しいことを乗り越えてきた人には刺さる曲だと思います。
3月シーズンにはこの曲がたくさん流れたらいいなと勝手ながら思いました。
今、頑張っている人もぜひこの曲でこれまでの歩みを思い出して、さらに一歩前に進めたらいいと思います!
「別の人の彼女になったよ」
2019年、特にyoutubeで話題沸騰であったこの曲はテレビでも大きく取り上げられることもあった。
そのおかげで一度は聴いたことがあると思う。
そんなこの曲の特徴は”共感”だ
どういう意味か、それは歌詞をひも解くとわかる。
この曲の登場人物は主に3人。
・女性(彼女)
・元カレ
・今カレ
そして男性が歌う曲に珍しく女性目線の曲である。
しかし、女性の心情を歌っているわけではなく、「元カレ」と「今カレ」の違いを「彼女」の目線で見ている。
女性は気持ちの切り替えが上手いと世間一般的に言われている事が多い。
(あくまでも曲を聴く上での想定…)
「彼女」は曲が進むにつれて「元カレ」にまた惹かれている一面がある。
内心は「元カレ」よりも「今カレ」の方が良いと思っているが、比較して「今カレ」の方が好きなタイプに近いのだろう。
その上で、「元カレ」に『早く別の人の彼女になってね』と思っている。
ところが2番で様子が変わってくる。
2番では「今カレ」と一緒にいる自分と「元カレ」と一緒にいた自分を比較して歌っている。
「今カレ」との間では少々無理をしているような様子だ。
もしかしたら素の自分をさらけ出せてないのかもしれない。
それに気づいた「彼女」は自らをズルいと言いながらも「元カレ」に連絡をしようとしているだ!
実際はどうしたのかは一切わからない、そこからは想像の世界だ。
誰しもがいつも比較をしてしまうなかで、的確な判断が出来ない。
出来たとしても、それがいつも思い通りにならないのが、恋愛である。
そういう意味での共感が出来る曲だ。
まとめ
「wacci」を聴いて、日常には色々な感情や状況があることがわかる。
そのどれもが彩りがあり、毎日を大事に生きようと思える。
あっという間にすぎる毎日を無駄にしたくないと思っても難しいかもしれません。
あっという間に過ぎても、1日1日をしっかり振り返りましょう!
「wacci」を聴いて、素敵な毎日が過ごせますように♪
ではまた〜
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