ズーカラデルとは…
一部界隈でバズっているバンド「ズーカラデル」について語る。
元々は全曲の作詞作曲をやっている吉田崇展(歌ってる人)の弾き語りでの活動から始まっており、現在はバンド活動に至っている。
私がズーカラデルの好きなところは聴けば聴くほど、曲の世界観や歌詞の哲学的要素に面白みがあるところ。
今回はその面白いと感じた魅力を語っていきます。
個人的におすすめしたい曲たち!
「アニー」
PVではどうだろうか、冴えない見た目の3ピースバンドが奏でるこの曲はなんとも素朴だろう。
カントリーな雰囲気でずっとほのぼの、心地よい田舎っぽさは北海道出身バンドの彼ららしいキャラクターなのかもしれない。
また曲構成的にもシンプルなだけに何度聴いても同じ印象を持てる、いつ聴いてもブレない安心がある。
しかし、物足りない、私も普段はロックバンドを中心に聴いているので激しさもほしい。
ズーカラデルには間違いなく求めてはいけないところだ。
なのに聴けば聴くほど、徐々に耳が歌詞に向いている。
歌詞はどこまでも諦めが悪く、失敗しようが何しようが、ひたすらに前を向いて進んでいく。
そんな力強さを感じた。
それは最新曲の中でも発揮されている。例えばこの曲もそうだ。
「イエス」
個人的には初めてズーカラデルを聴く人はこの2曲を聴けば、何となくでも良さがわかるのではないか。
すでにズーカラデルを気になっているあなたは是非ともそのままアルバムを購入したらいい、もしくはサブスクで聴いてもいい。
昨今のバンドにはない、このシンプルだけど、耳に残るメロディはけっして敷居も高くないし、身構える必要もない。
歌詞の良さに触れてみる
全体的にざっくりとしたおすすめをしてみたが、音楽は言葉で説明するよりも肌で触れてほしい。
イマイチ魅力がわからない人はぜひ、この後も読んでほしい。
先ほども少し触れたが、歌詞が実は非常に考えこまれているのではないかと思っている。
哲学的というか、不思議な世界観というか、私のような凡人の頭にはない面白さがある。
「生活」
日々の生活を切り取った歌詞が魅力の曲「生活」
歌詞から連想する情景の切なさと、その思いをしっかりと歌詞に落とし込んでいる表現力は感情を大きく揺さぶってくる。
そこに渾身のストレートなメッセージ。
自分は同じような経験はしていないけれど、”なんとなく”共感できる魅力がある。
このなんとなくという絶妙なラインを突いてくるのがズーカラデルの魅力なのではないか。
「前夜」
革命前夜をイメージした曲。
革命家を師事する主人公の目線で描かれているので、読んでいても面白い。
これまでにあまりなかった曲の壮大さに合わせて、一つの物語になっている。
歌詞の表現力に幅があり、かつ引き込む魅力がある。
明るくポップな一面のある曲だけでなく、内容の濃い歌詞の曲もおすすめだ。
まとめ
ズーカラデルの魅力をまとめると、
- 素朴な歌声と真っ直ぐな歌詞が魅力
- 曲によって様々な顔を持つ面白さ
- 何度も聴きたくなるシンプルなメロディ
様々なバンドがいる中で、すでにこれというテーマがしっかり決まっている。
これからもどんな変化をするか、楽しみなバンドである。
今回紹介した曲が全て1stアルバムに収録されているので、ぜひ聴いてみてほしい。
ではまた~
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